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2025.12.22更新

工事費込みの適正価格を判断するチェックポイント【給湯器・エコキュート交換】

給湯器やエコキュートの交換を検討している方が必ず気になるのが、

「この見積もりって妥当?」
「工事費込みの金額ってどこまで含まれるの?」

という疑問です。

実は、給湯器の見積もりには “含まれるべき内容” と “別途費用になりやすい内容” があり、
これを知らないと 見積もりが安く見えても、最終的に高くつく というケースが少なくありません。

この記事では、初めてでも失敗しないための
「工事費込みの適正価格を判断するチェックポイント」 をわかりやすく解説します。

 

給湯器交換の適正価格とは

まず大前提として、給湯器の総額は
本体価格 + 工事費 + 追加部材・追加工事費
で構成されます。

 

一般的な目安(税込)は以下の通りです。

▼ ガス給湯器(従来型)
・工事費込み 13〜20万円

▼ ガス給湯器(エコジョーズ)
・工事費込み 18〜30万円

▼ エコキュート(フルオート)
・工事費込み 35〜60万円

※メーカー・サイズ・施工環境によって変動します。

 

“工事費込み” で必ず入っているべき項目

見積もりに以下が揃っていれば、基本的には適正です。

① 既存給湯器の撤去・処分費

古い給湯器の撤去費用。
不明瞭に「別途」とされることがあるので要注意。

 

② 新しい給湯器の設置工事費

工程としては

  1. 配管の接続作業
  2. 電気工事(エコキュートの場合:200V)
  3. 室外機設置(ヒートポンプ)
  4. リモコン交換
  5. 試運転

これらは “工事費込み” に必ず含まれるべき項目 です。

 

③ 標準部材(基本パーツ)

例として

  • 配管接続部材
  • 保温材
  • 取付金具
  • アンカー・ビス類

「部材費込み」の表記がない業者は注意が必要です!

 

④ 工事後の動作確認・保証

  • 基本保証(1〜2年)
  • メーカー保証
  • 初期不良対応

最低限ここまでは含まれていて正常です。

 

“追加費用” がかかりやすいポイント

見積もりが安くても、後から追加になるケースが多い項目です。

▼ ① 電気工事の追加(エコキュート)

  • 100V→200Vの電源工事
  • 分電盤の容量不足
  • 専用ブレーカーの新設

など、相場:1〜4万円の追加工事となる場合があります。

 

▼ ② 配管延長・追加部材

エコキュートの設置場所が変更になると配管も延長されるため追加費用が発生。

相場:1〜3万円

 

▼ ③ 土台工事(エコキュートのコンクリート基礎)

既存の基礎が劣化している場合、新規で作り直す必要あり。
また、給湯器からエコキュートへ交換する場合は土台そのものがない可能性があります。
その際は土台の新設工事が必要になります。

相場:1〜3万円

 

▼ ④ 屋内リモコン交換の追加費用

リモコン交換が “別途” になっている業者もいます。
標準工事に含まれるケースが多いので要チェック。

相場:1〜2万円

 

▼ ⑤ ガス配管の延長・交換(ガス給湯器)

ガスの種類(都市ガス/プロパン)によっても配管工事が変わることがあります。

相場:5千〜1.5万円

 

その見積もり、本当に安い?チェックすべき4つのポイント

① “工事費込み” の内訳が細かく書かれているか

内訳の例

  1. 標準工事費
  2. 既設撤去費
  3. リモコン交換
  4. 電気工事
  5. 処分費
  6. 基礎工事(必要な場合)

内訳が雑な見積もりは後から追加になりやすい業者の典型です。

 

② 型番が明確に記載されているか

型番があいまいな見積もりは危険です。

例えば…

△「エコキュート 460L フルオート型」
◎「三菱 SRT-S466UA-R 460L フルオート」

型番が明記されていれば、ネット価格と比較して適正かどうか判断できます!

 

③ 工事の保証期間が記載されているか

最低でも1年は必要。
良心的な業者は2〜10年の工事保証を付けています。

 

③ 工事の保証期間が記載されているか

「現地で調査し、追加費用が発生する場合は必ず事前に説明します」
こんな説明が事前にある業者は安心できます!
曖昧にしている場合は注意が必要。

 

工事費込みの良心的な業者の特徴

  • 現地調査をしてから最終見積もりを出す
  • 見積書に工事内容の詳細が記載されている
  • 型番が明記されている
  • 追加費用の可能性を丁寧に説明してくれる
  • 工事保証がしっかりしている
  • アフターサービスが明確

「安さ」だけで選ぶと、結果的に高い買い物になってしまうこともあるため要注意です。

まとめ:適正価格の判断は“内訳の明確さ”で決まる

給湯器の交換は数万円〜数十万円の大きな出費。
そのため、以下のポイントを押さえることで 適正価格かどうかが正確に判断できます。

工事費込みの内訳が細かく記載されている

型番が明確

追加費用の発生条件が書かれている

工事保証がある

この4つが揃っていれば、大きく外れることはありません。
迷ったら 最低2〜3社の見積もり比較 をすると、価格差やサービス内容も見えてきます!

 

株式会社リペアプラス

トクスル

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