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2025.03.03更新

給湯器についている安全装置の種類

様こんにちは🎎

小牧市・岩倉市に地域密着の給湯器・エコキュート専門店 トクスルです!

 

 

さて今回は、『給湯器についている安全装置の種類』について紹介いたします!

 

ガス給湯器には様々な安全装置が搭載されているのをご存知ですか?

安全装置の種類と、作動する原因を詳しく解説していきます!

安全装置が搭載されているのか

 

給湯器にはなぜ安全装置が搭載されているのでしょうか。

 

ガス給湯器は燃焼機器と言って、「ガス」という強力なエネルギーを使用して火を起こす仕組みになっています。

そのため、電気や空気中の熱を利用する温水器・エコキュートよりも安全面に不安があります。

 

例えば、不完全燃焼を引き起こしたり熱暴走を起こした場合、火傷や火災などが発生する危険性があります。

そのような事故を防ぐために、給湯器には安全装置が搭載されているのです!✨

 

安全装置の種類

 

 不完全燃焼防止装置

不完全燃焼による一酸化炭素中毒を防止するための安全装置です。

熱交換器に異常が起きた場合や室内の酸素濃度が低下した時など、酸素不足の状態で稼働していると作動します。

 

過熱防止装置

給湯器からの出火による火災などの事故を防止するための安全装置です。

給湯器が何らかの要因(高頻度で稼働させている、故障したまま稼働させているなど)で高温状態になると、中に設置されている温度ヒューズが焼き切れてガスの供給が停止します。

 

経年劣化による故障が非常に多い装置です。

年数が経っている状態で過熱防止装置が故障した場合は、修理だけではなく給湯器自体の交換もおすすめです!

 

立ち消え安全装置

立ち消え(一度点火した火が何らかの原因で消えてしまう現象)による給湯器のガス漏れを防止するための安全装置です。

バーナー部分に搭載されており、給湯器が稼働しているにもかかわらず装置に火が当たらない場合に、ガスの供給を停止して出しっぱなしになる事を防ぎます。

 

 停電時安全装置

給湯器使用中に停電が起こった場合、給湯器の稼働とガスの供給を停止させるための安全装置です。

停電から回復した後も、電気系統の不具合による事故を防ぐために稼働中止の状態を維持する役割も担っています。

 

 過電流防止装置

給湯器に過剰な電流が流れた場合に、電源を切って給湯器の稼働を停止させるための安全装置です。

雷が近くに落ちた時や、停電から復旧する際に過電流となりやすいです。

過電流の状態を放置し続けると、給湯器の電気系統に負荷がかかり、故障に繋がります。

 

以上の安全装置以外にも、寒冷地用に「凍結防止装置」が搭載されている給湯器も存在します。

また、石油給湯器には「オイルセンサー」や「耐震自動消火装置」など、ガス給湯器には搭載されていない安全装置が搭載されています。

 

安全装置が作動したら

 

窓を開けて換気する

どの安全装置が作動しても、まずは窓を開けて換気をしましょう!

不完全燃焼防止装置や立ち消え安全装置が作動していた場合、放置すると一酸化炭素が室内に充満してしまう危険性があります。

一酸化炭素中毒に繋がりますので、浴室やリビングの他にも、玄関や窓を開けて30~1時間程度空気を入れ替えるようにしましょう。

 

 エラーコードを確認する

給湯器の安全装置が作動すると、給湯器本体やリモコンにエラーコードが表示されます。

取扱説明書を見て、どの安全装置が作動したか確認しましょう。

取扱説明書には警報音の違いやそれぞれの対処法まで書いてある場合もあります。

 

基本的に、安全装置が作動したら給湯器に何らかの異常が発生している場合が多いです。

そのため、どの安全装置が作動したか確認したら、メーカーや専門業者に点検・修理を依頼しましょう。

 

安全装置作動中にしてはいけない事

 

安全装置が作動した場合、事故に繋がる危険があるため以下の行動は取らないでください。

 

 コンセントを抜いてエラーをリセット

安全装置が作動しエラーコードが出た場合、給湯器のコンセントを抜くと安全装置がリセットされ、給湯器が使えるようになってしまいます。

中にはコンセントを抜き差しする事が対処法となっていますが、ほとんどの場合は対処法として使えません。

 

安全装置が作動したにもかかわらず、リセットして使い続ける事は大変危険であり、大きな事故に繋がります。

必ずどの安全装置が作動したかを確認し、わからない場合でもメーカーや専門業者に問い合わせるようにしましょう。

 

 再点火

安全装置が作動中に再点火すると、給湯器内に溜まっている一酸化炭素に引火して火災事故が発生する恐れがあります。

最近の給湯器は再点火できないようになってはいますが、古い給湯器はできてしまう事があります。

再点火できてもしないようにしましょう。

 

 排気口や給気口を塞ぐ

給湯器が故障した場合、給湯器の排気口や給気口から黒い煙が出ている事があります。

それを止めようとして、排気口や給気口を塞いではいけません。

不完全燃焼や火災、機器の故障に繋がります。

 

まとめ

 

給湯器の安全装置についてご紹介しました。

安全装置が作動したら、直ちに窓を開けて何の安全装置が作動したか確認する事を覚えておきましょう!

安全装置はリセットせず、メーカーや専門業者への連絡を忘れずに☺️

 

詳しい説明やお見積りはぜひ、トクスルにご相談ください!

 

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